韓氏はまた、「韓国は国を作ったが統一は実現しておらず、地方も発展はしたが地域間の対立は解消できていない。産業化はしたが市場の力は大きくならず、民主化に成功したがそれに伴う自律と責任意識は成熟していない」と指摘した。その上で、社会のあちこちにいまだ手を加える必要のある分野や改善すべきことが山積されているが、われわれは産業化と民主化を成し遂げたエネルギーを発展的に継承し「先進一流国家」に成長しなければならないと主張した。
国会の同意を得て自身が首相の任務に就くことになれば、何よりも大統領を補佐し経済再生に最善を尽くすとともに、政府と民間の合理的な役割分担を通じ、全国民が良い暮らしをする「温かい社会」を作っていくと強く述べ、国会議員を3期にわたり務め落選も経験しており、政治と国家運営に国民の意思がどれほど重要かは痛感しているとし、「国民和合」を力説した。
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