米国防総省傘下の海兵隊大学のベクトル教授は19日、保守系シンクタンクのアメリカン・エンタープライズ公共政策研究所(AEI)が李明博(イ・ミョンバク)政権の発足に先立ち主催した韓米関係に関するセミナーで、25日発足の新政権は北朝鮮の脅威をあるがままに評価し、これに備えるべきだとした。この10年で北朝鮮のミサイル保有量は増加し、その能力もさらに精巧になっていると指摘した。600基余りのスカッドミサイルや旧ソ連の移動式SS-21ミサイルを改造した新型短距離ミサイルなどの攻撃に韓国が備えるためには、韓国が導入中の旧型パトリオットミサイル(PAC-2)では不十分で、日本のようにPAC-3新型パトリオットミサイルを導入すべきだと主張している。
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