韓国国防研究院(KIDA)と米国の防衛分析研究所(IDA)、日本防衛省の防衛研究所(NIDS)は19日、済州で韓米日3極ワークショップ第4回会合の終結会議を開き、このワークショップを軍が参加する新たな国際協力のモデルに発展させるとした共同ビジョン宣言を採択した。これを実現するために3カ国による実務委員会を構成し、6月から情報共有や教育訓練などの具体的な措置を推進していく。
 KIDA関係者は、「3カ国は、21世紀の包括安保時代には超国家的な災害を予防・克服する役割がアジア太平洋地域で韓日米3カ国と軍の主要任務として浮上するとの認識で一致した」と述べた。6月までに各国で具体的な措置に向けた準備作業を終わらせる方針だ。

 3カ国の政府と軍、安保関連の国策研究機関の関係者70人余りは18日から2日間のワークショップで、「21世紀新安保リスクへの対応と軍の役割」をテーマに、超国家的な災害や安保リスクが発生した場合の3カ国の協力増進策を話し合った。

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