韓国と米国が19日、シンガポールで航空安全協定(BASA)を締結し、国産航空製品の輸出の道が開かれた。今回の協定では航空安全と製品に関連した認証と評価についての両国の協力が含まれている。
 航空製品の場合、米国とBASA締結ができない場合には他国でも輸入が拒否されており、これまで国内メーカーは海外メーカーの下請け生産だけを行っていた。しかし今回の韓米協定により、航空機用のタイヤとブラックボックスなど150品目を、米国だけでなく世界に向けて自社ブランドで輸出できるようになる。

 2006年の韓国航空製品産業の売上高は1兆5000億ウォン(約1717億円)で世界15位水準となっており、輸出額は4億7200万ドル、輸入は30億5500万ドルで、錦湖タイヤ、韓国宇宙産業、サムスンテックウィン、大韓航空、ハンファなどが主要なメーカーとなっている。

Copyright 2008(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0