国内建設業者が昨年、内外で過去最高となる165兆ウォン(約18兆8813億円)規模の建設工事受注実績を挙げた。
 建設交通部や大韓建設協会などが19日に明らかにしたところによると、昨年の国内建設工事受注額は127兆9118億ウォンで、前年比19.2%増加した。特に、国内建設受注の拡大と海外建設好況に後押しされ、施工能力評価上位10位に入る大規模建設業者の売上高・新規受注件数が大幅に伸びた。昨年の受注額を部門別に見ると、公共工事が前年比25.6%増の37兆887億ウォン、民間工事が16.7%増の90兆8231億ウォンだった。

 国内建設工事の年間受注額は、2002年の83兆1492億ウォンから2003年には102兆4478億ウォンに増えたが、2004年(94兆5723億ウォン)と2005年(99兆3840億ウォン)は90兆ウォン台にとどまった。2006年には107兆3184億ウォンと再び100兆ウォン台を回復している。

 一方、国内建設業者の海外市場での昨年受注額は398億ドル(約37兆6000億ウォン)で、これまでで最高を記録した2006年(165億ドル)に比べ大幅な増加をみせた。地域別では、中東地域が228億ドルで全体の57%を占め、次いでアジア地域が128億5000万ドル(32%)となった。

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