ワークショップで発言する李次期大統領(写真共同取材団)=18日、京畿・果川(聯合)
ワークショップで発言する李次期大統領(写真共同取材団)=18日、京畿・果川(聯合)
李明博(イ・ミョンバク)次期大統領は18日、ソウル市長在任時に国務会議(閣議)に8か月間出席したが、官庁間は完全に壁で遮られていたと指摘し、「国務会議はその名の通り、国家的な状況があればすべての閣僚が自分の官庁の所管でなくても積極的に討論し結論を出すべき」と述べた。閣僚候補者15人が出席する国政運営ワークショップを開いた李次期大統領は、「いかなることも他人に干渉せず、干渉されまいとする官庁間の隔たりを見た」とし、このように注文した。特に、近ごろのように世界経済危機に直面している状況では、ナショナルアジェンダ(国家的課題)については夜を徹して討論し結論を出すべきだと述べ、他人事のようにするのではなく、官庁間・閣僚間の徹底した協力が必要だとした。

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