ロッテ百貨店の李哲雨(イ・チョルウ)代表は14日、海外店舗網を2018年までに20か所以上に拡大する考えを明らかにした。ソウル市内の系列会社で開かれた協力会社関係者を招いての行事で示したもの。10年後の2018年には現在の国内店舗網24店よりはるかに多い店舗を海外に保有するだけでなく、海外店舗数が国内店舗数を上回るだろうとのビジョンを示した。
 李代表は、「昨年にオープンしたモスクワ店は客単価がソウル本店より高い水準と、期待以上にうまくいっている。上半期中にオープンする北京店の準備も順調に進んでいる」と述べた。モスクワと北京の両支店は土地を借りているため収益性がそれほど大きくないという一部の指摘については、「国により諸般の状況が異なるため、必ずしも土地を買い入れるのがよいとはいえない。土地を取得し開発するのがよいか、賃貸するのが有利なのか判断し、利益になるほうの戦略を選んでいる」と説明した。

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