釜山国際航空は釜山地域の企業12社が245億ウォンを共同出資して昨年8月に設立した格安航空会社で、来年6月に釜山から済州、金浦、仁川などへの国内線と、日本、中国などへの国際線に就航することを目標にしている。
アシアナ航空は釜山国際航空に230億ウォンを出資し、同社は増資を通じて資本金を500億ウォンまで拡大することにした。増資が完了すると、アシアナ航空は同社の株式約46%を保有する筆頭株主となり、同社の理事会や経営陣構成など経営権を行使できるようになる。
釜山国際航空はこの日の協定を通じ、アシアナ航空から航空会社の経営ノウハウのほか、航空機運航支援と整備、地上サービスなどの主要インフラについても支援を受けられるようになり、来年6月の就航に向け一段を弾みがつくことになる。これに先立ち同社の申社長は、錦湖アシアナグループの朴会長に対し、アシアナ航空による資本参加を要請していた。
アシアナ航空は今後、釜山国際航空の社名を「エア釜山」に変更し、事業計画作成、航空機導入、組織構成、人材採用、教育訓練、各種許認可手続きなどを経て、できるだけ早期に就航できるよう準備を進めていく予定だ。
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