政府は文化財の安全に関する計画を立てるため、関連予算を直ちに投入することを決めた。主要文化財に警備員を配置する方策も検討対象となる。
 企画予算処と文化財庁が14日に明らかにしたところによると、政府は文化財の災害防止計画とそのための予算を見直す作業を進めている。企画予算処関係者は、文化財の補修事業予算は昨年の1689億ウォンから今年は1900億ウォン(約217億円)に増えたが、文化財庁が文化財の安全計画を追加策定し予算を要請する場合には、積極的に支援する計画だと述べた。

 文化財庁関係者は、主要文化財に警備員を立てることも検討してみなければならないとしながらも、人員を増やすことは現実的には容易ではないとする。これについて企画予算処関係者も、主要文化財に警備員を24時間配置することは検討対象にならざるを得ないと話す。ただ、実際に政策として実行できるかは確実ではなく、公益要員にするか民間の警備員を投入するかなど判断する必要があるほか、人員規模と投入費なども考慮すべきだとした。

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