懸板式で握手する李総裁(右)と沈代表=12日、ソウル(聯合)
懸板式で握手する李総裁(右)と沈代表=12日、ソウル(聯合)
李会昌(イ・フェチャン)氏が旗揚げした自由先進党が12日、「党対党」形式で国民中心党と統合した。
 両党は先進党の党本部で統合受任機構会議を開き、関連の書類にサインした。これにより、国民中心党は2006年1月の旗揚げから2年で姿を消すことになる。自由先進党は会議で、国民中心党の沈大平(シム・デピョン)代表を党代表に選出した。先進党はその後、李総裁、沈代表、姜三載(カン・サムジェ)最高委員ら党幹部が出席するなか、党の看板を掲げる懸板式を行い自由先進党としての出発を正式に宣言した。

 李総裁は、「統合は国民中心党がなくなるのではなく、先進党が新たに誕生するということ。巨大なハンナラ党をけん制できる唯一の代案勢力は、過去5年間にわたり国民の生活をくたびれさせた大統合民主新党ではなく自由先進党しかない」とし、4月の総選挙で国民の選択を受け、代案勢力としての座を射止めると覚悟を示した。

 統合により、自由先進党は国民中心党所属議員の4議席を含め8議席を確保し、院内4番目の勢力となった。総選挙では50議席以上を獲得し、野党第1党に浮上したい考えだ。

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