李会昌氏と握手を交わす趙舜衡氏(左)=11日、ソウル(聯合)
李会昌氏と握手を交わす趙舜衡氏(左)=11日、ソウル(聯合)
無所属の趙舜衡(チョ・スンヒョン)議員が李会昌(イ・フェチャン)氏が旗揚げした自由先進党に入党した。趙議員が同日午前に李総裁を訪問し、入党の意向を明らかにした。趙議員の入党により、自由先進党は12日に国民中心党と統合すると8議席を確保することになり、国会第3党の民主労働党をわずかな差で追い上げることになる。
 趙議員は2004年3月に民主党代表として現職大統領に対する憲政史上初の弾劾を主導し、そのあおりを受け翌月の第17代国会議員総選挙では落選したものの2006年7月の補欠選挙で6期目の当選を果たした。昨年、民主党公認大統領候補を決める党内選挙に立候補したが李仁済(イ・インジェ)候補に押され中途辞退。その後は大統合民主新党との統合推進に反対し、昨年11月に離党していた。

 趙議員はこれまで李総裁側との接触を続けてきたとされているが支持宣言を行うまでには至らなかった。今年初めのマスコミとのインタビューでは自由先進党に合流する代わりにハンナラ党入党を検討中との意向を明らかにしていた。


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