育児休職は制度施行初期の2002年には3763人にすぎなかったが、育児に対する社会的関心が高まったことから2003年に6817人、2004年に9303人、2005年に1万700人と年を追うごとに増えている。
性別では女性が2万875人で前年比55.3%増、男性は310人で34.8%増となった。育児のため休職する男性も毎年増えてはいるものの、依然として全体に占める割合は1.5%と少ない水準にとどまっている。
育児休職は満1歳未満の子どもを持つ男女労働者が、養育のために職場を休める制度で、最大1年間使用できる。今年からは育児休職の対象となる子どもの年齢が満3歳までに拡大される。
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