金副首相は、優秀な法曹人養成と地域間のバランスを考慮し設置認可大学を選定するという基本原則に応じて予備認可大学を審査したとし、公正な審査に向け最善の努力を尽くしたと話した。ただ、地域間のバランスに対する配慮が欠けているとの指摘を受け、本認可までに履行状況不振による定員削減や認可取り消しで予備認可大学に余剰定員が発生する場合、または関連法律手続きにより総入学定員を増員する場合に、地域均衡発展を最優先で考慮し、予備認可から除外された地域にロースクールを追加で選定すると説明した。
これは、「1つの広域市・道につきロースクール1校」の原則を強調し、法学教育委員会の予備認可大学選定暫定案を拒否してきた青瓦台(大統領府)の要求を、教育人的資源部がある程度受け入れたことになる。青瓦台と教育人的資源部は、追加選定の地域と時点、追加選定協議を義務化するかどうかなどをめぐり同日午後まで協議を続けた末、こうした合意に至ったとされる。
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