バーシュボウ大使は、北朝鮮が完全かつ正確な核申告をしなくても、米国が部分的・段階的にテロ支援国指定を解除するとの主張が一部で出ていることに対し、「推測にすぎない」と突っぱねた。その上で、米国は北朝鮮の核申告を待つ意向があり、必要なだけの時間を取るだろうとし、米国は忍耐力を持ち続けていくと強調した。
一方、韓米自由貿易協定(FTA)の批准同意問題については、米国産牛肉を直ちに全面輸入再開するよう韓国側に求めた。牛肉問題が解決すれば、米国は今春に批准同意手続きを進め、議会の夏期休会前に投票が実施できると述べた。また、「韓国政府高官や次期政権も牛肉問題の解決が急がれることは知っている」とし、4月に行われる韓国の総選挙が、牛肉問題早期解決の障害にならないよう願っていると付け加えた。
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