基礎科学研究と宇宙開発などの主要研究開発事業に今年は総額8578億ウォン(約964億円)が投じられる。科学技術部が31日に発表した今年度の研究開発事業施工計画によるもので、前年に比べ8.1%の増額となった。
 このうち創意的基礎研究を支援する基礎科学研究に3555億ウォン、有望技術分野の基本技術を開発する未来基本研究開発に2356億ウォン、独自的宇宙開発能力確保に向けた宇宙開発事業に2145億ウォンをそれぞれ投入する計画だ。このほか次世代エネルギーの核融合エネルギー開発に590億ウォン、研究企画評価費に132億ウォンが割り当てられた。

 事業別では、未来基本技術開発事業として生命工学、ナノ技術分野での基本技術確保に向け16のフロンティア事業とナノ・バイオ基本技術開発の支援継続、未来有望パイオニア事業などを新規に進める予定だ。また、年末に小型衛星発射体(KSLV-1)開発と打ち上げを控えている宇宙開発事業では、多目的実用衛星、通信海洋気象衛星、科学技術衛星の開発と100キログラムの地球低軌道小型衛星を打ち上げられる宇宙センター建設、宇宙基礎基本技術研究と宇宙開発人材育成に37億ウォンを投じる。

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