ソウル高等裁判所管内12の裁判所間で行われたサッカー大会に出場し競技中に負傷した現職判事が、公務上の災害として認定するよう求める訴訟を起こした。
 ソウル行政裁判所が31日に明らかにしたところによると、ソウル中央地裁に勤務するこの判事は、昨年6月に開催されたサッカー大会に、ソウル中央地裁代表選手として出場した。このとき競技中に転倒し左ひざを負傷、救急車で運ばれた。この判事はその後、公務員年金管理公団に公務上の療養承認を申請したが、公団側は「負傷と公務に相当の因果関係があるとみることは難しい」として拒否した。

 これに対し判事は、サッカー大会は単なる裁判所の同好会ではなく、「ソウル高等裁判長杯サッカー大会」という、実質的にも社会通念的にも各裁判所の代表チームによる大会として開催され、所属機関長の支配・管理を受けた状態だったと主張している。

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