李明博(イ・ミョンバク)次期大統領は29日、任太熙(イム・テヒ)秘書室長を通じ、大統領職引継委員会が策定した政府組織改編案の趣旨と背景を青瓦台(大統領府)側に説明し、関連法案の処理に協力を求めた。朱豪英(チュ・ホヨン)報道官が明らかにした。任室長は同日午後に青瓦台の文在寅(ムン・ジェイン)秘書室長と会い、50分にわたり改編案の背景や必要性などを詳細に説明し、理解と協力を求めたという。
 盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領が前日の記者会見で、「政府組織改編案は新大統領が署名し公布するのが正しい」と改編案を批判したことを受け、李次期大統領は青瓦台に改編案を説明するよう指示している。今回の動きは、法案処理に協力を求めると同時に遠まわしに圧力をかける意図があるものとみられる。朱報道官は、李次期大統領は政府組織改編について国民と国会の理解を求めるため、今後あらゆる努力を続けるだろうと話した。

Copyright 2008(C)YONHAPNEWS. All rights reserved.
Copyright 2008(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0