平壌でのW杯予選南北戦、北朝鮮が外国人観光客誘致

北朝鮮が、3月26日に平壌で開かれるサッカー・ワールドカップ（W杯）南アフリカ大会アジア3次予選の韓国対北朝鮮戦に向け、外国人観光客の誘致に力を入れている。
　スウェーデン所在の北朝鮮観光専門業者、コリアコンサルトは23日、ウェブサイトを通じ「南北間の歴史的なサッカー競技」を観戦する特別旅行を設けたと伝えた。4泊5日の日程で、3月25日に北京から航空機で平壌入りし、同29日に列車または航空機で北京に戻るというものだ。費用は1190ユーロ（約18万6000円）で、ビザ発給やチケット（20ユーロ）、1人部屋利用の追加料金（30ユーロ）などは別途で支払う。

　サッカー韓国代表の北朝鮮遠征競技は、1990年10月11日に平壌で行われた南北統一サッカー大会以来、18年ぶりとなる。また6月22日には韓国で、南北が対決する3次予選最終戦が開催される。


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