ソウルであす韓日次官級戦略対話、関係増進など協議

韓日両国は8日、ソウルで第5回次官級戦略対話を開催する。韓国からは外交通商部の趙重杓（チョ・ジュンピョ）第1次官、日本からは谷内正太郎・外務事務次官が出席する。外交通商部当局者は7日、今回の対話では韓日関係増進に向けた多様な方策をはじめ、北朝鮮の核問題、北東アジア情勢など、相互の関心事について集中的な話し合いが持たれるとの見方を示した。韓日次官級戦略対話は、両国が懸案協議を超え地域や国際問題をより大きな枠組みの中で論議し、協力していこうとの趣旨で2005年10月にスタートしたもので、今回で5回目を迎える。
　谷内次官は8日午後に外交通商部の宋旻淳（ソン・ミンスン）長官を表敬訪問し、韓国の新政権発足などの状況変化にともなう両国関係の増進策などについて意見を交わす見込みだ。また、6カ国協議で日本の首席代表を務める佐々江賢一郎・外務省アジア大洋州局長も谷内次官に同行して訪問する予定で、8日に韓国入りする米国のヒル国務次官補と、千英宇（チョン・ヨンウ）朝鮮半島平和交渉本部長、佐々江局長による韓日米3カ国の首席代表会合が行われる可能性もある。


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