北朝鮮の朝鮮労働党機関紙・労働新聞は30日、1年を通じた国内政治・経済・文化分野の成果を分析しながら、今年を「祖国統一に向けた闘争と国際関係発展において、民族史に長く輝く明確な痕跡を刻んだ激動的な年」と評価した。北朝鮮の尊厳と威力が世界中にとどろき、「強盛大国」建設において新しい飛躍を遂げた張り合いのある闘争の年だったとしている。
 同紙は10月に南北首脳会談が開かれ首脳宣言が採択されたことに言及し、「民族の自主的な発展と統一偉業遂行の前途にひときわ明るい未来が開かれることになった。南北の和解と団結、統一のムードがこれまでになく高潮し、交流と協力が活発に進んだ」と強調した。対外関係については、「共和国(北朝鮮)の対外的権威が大きく高まり、革命をさらに力強く進められる有利な国際的環境が整った」と評価している。

 国内的には、4月の朝鮮人民軍創設75周年や7月の地方代議員選挙などを挙げ、「政治思想強国」「社会主義軍事強国」であることを再確認した年だったとした。経済分野では発電所や生活用品工場などが相次ぎ設立され、また8月の洪水被害も乗り越え、「人民生活向上に画期的な転換をもたらし得る土台を築いた」と分析した。


Copyright 2007(C)YONHAPNEWS. All rights reserved.

Copyright 2007(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0