地球温暖化を受け、今年のソウル地域の平均最低気温は気象観測が始まった1908年以来最も高い水準となった。
 気象庁によると、今年のソウルの平均最低気温は1908年以来最高を記録した1988年と同じ9.9度で、平年より1.7度高かった。年平均気温は13.5度で1988年の13.8度、1994年の13.6度に続き3番目の高さを記録し、平均最高気温も17.7度と平年より0.8度高かった。

 最低気温が0度を下回った日数は70.0日で平年より23.7日少なく、1989年(69日)に次いで低い水準となった。降水日数は平均129.0日で平年に比べ21.4日多く、3日に1度の割合で雨や雪が降ったことになる。ただ降水量は1208.2ミリメートルで平年より10.1%少なかった。気象庁の関係者は朝鮮半島の気候変化の特徴として、最低気温の上昇幅が大きく気候変動性が増している点を挙げ、これらは地球温暖化の影響だとの分析を示した。


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