サムスン電子が先ごろ、米国際貿易委員会(ITC)に日本のシャープを相手取り液晶ディスプレー技術関連の特許訴訟を起こしたことが27日、明らかになった。
 サムスン電子は、米国で販売されているシャープの液晶モジュールとこれを使用したテレビ、液晶モニター、携帯電話製品が同社の特許4件の侵害に当たると主張し、これら製品の米国内輸入及び販売禁止を求めている。

 同社はシャープに対し、米デラウェア州のウィルミントン連邦裁判所にも特許訴訟を提起しているほか、11月にはテキサス州裁判所に液晶ディスプレー特許5件に関し提訴している。一方シャープ側は、8月に米裁判所でサムスン電子を特許侵害で提訴、今月12日には国内でも類似の訴訟を起こしている。


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