李明博氏が20日に記者会見、国政運営方向を提示

【ソウル20日聯合】第17代大統領に当選したハンナラ党の李明博（イ・ミョンバク）氏は、20日午前10時にソウル・光化門のプレスセンターで内外信向け記者会見を開き、当選の所感を述べるとともに今後の国政運営方向を示す。
　会見では自身を支持した国民に感謝の意を示し、他候補を支持した国民の意見も謙虚に受け入れ、全地域・階層・世代をまとめた統合の政治を進め、沈滞した経済を回復することを約束するものとみられる。また外交、統一、経済、教育、福祉など各分野における大枠の政策方向を示し、選挙公約を誠実に実践する点を強調する見通しだ。

　午後にはバーシュボウ駐韓米国大使、重家俊範・駐韓日本大使と相次ぎ会談し、今後の韓米、韓日関係に対する構想を述べる予定だ。

　一方、中央選挙管理委員会は20日午前10時30分ごろにに李明博氏の当選を正式に宣言する予定で、その時間を期して李明博氏に対する警護も大統領に準じる水準に強化される。
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