会見する李会昌候補=19日、ソウル(聯合)
会見する李会昌候補=19日、ソウル(聯合)
【ソウル19日聯合】無所属で大統領選に出馬した李会昌(イ・フェチャン)候補は19日、出口調査の結果で敗北が確実視されると、「夢をかなえたかったが、国民の選択は謙虚に受け止める。私の旅は終わっていない。どんな苦難と試練にぶつかってもこの道を進んでいく」と述べた。李候補のこうした発言は、大統領選挙には負けたものの、来年4月の総選挙を狙い新党旗上げなど政治活動を続けていく意向を示したものとみられる。
 出口調査結果の発表から2時間余りが過ぎた午後8時20分ごろに選挙状況室で会見した李候補は、「今回もみなさんの選択を受けられなかった。しかし国民の選択を謙虚な気持ちで受け入れる」と述べた。当選を確実にしたハンナラ党の李明博(イ・ミョンバク)候補に対しては、「お祝いの言葉を伝えたい。政権交代に対する国民の熱望を受け止め、前政権の過ちを確実に正してほしい」と求めるとともに、1日も早く選挙で散り散りになった民心を収拾し、国民統合に全力を尽くしてほしいと述べた。

 一方、会見に先立ち李候補はチーム長会議の席で「今回の結果は敗北ではない。新たな出発だ」と話していた。

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