アシアナ航空の中国での競争力強化に弾みがつきそうだ。
 同社が加盟する航空連合のスターアライアンスは12日、中国・北京首都国際空港で中国国際航空と上海航空の加盟記念式を行った。式には錦湖アシアナグループの朴賛法(パク・チャンボプ)航空部門副会長をはじめスターアライアンスのヤーン・アルブレヒト社長、加盟航空会社関係者、各国メディア、中国の航空関係者など400人余りが出席した。

 2社の加盟によりスターアライアンスの加盟社数は19社に増え、年間輸送客数4億3340万人、就航空港数897空港、1日運航便数1万7160便という世界最大の航空ネットワークが形成されることになる。特に韓中間の航空機運航回数が週180回から285回に増加し、アシアナ航空を利用して希望する時間帯に中国を旅行できるようになった。また、ワンストップ・チェックインを通じ中国国際航空と上海航空が就航する中国内の50都市余りでアシアナ航空のマイレージをためることができる。

 アシアナ航空は今後、日本の全日空と中国国際航空、上海航空とともに、金浦空港、上海虹橋空港、羽田空港を結ぶトライアングル路線で協力を拡大し、3カ国の主なビジネス都市を1日生活圏としてくくる考えだ。同社関係者は、これら航空4社が金浦~羽田~虹橋路線の就航を機に韓日中路線に対する相互スケジュールを補完し、マイレージプロモーションを進めるなど多様な分野で協力を拡大するほか、コールセンターの共同運営などスターアライアンス加盟社のネットワークを活用した相乗効果を出していくと意欲を示している。


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