大宇自動車販売と米パラマウント・ピクチャーズが仁川市の松島遊園地に建設予定の「パラマウントムービーテーマパーク」の事業推進に拍車がかかっている。仁川市が11日に明らかにしたところによると、大宇自動車販売とパラマウントは今月中旬までにライセンス契約を結び、テーマパークの設計を本格化させる予定だ。パラマウントはテーマパークに自社が保有するライセンスとコンテンツなどの知的財産、ノウハウを提供し、テーマパーク全体の企画と設計を担当する。大宇自動車販売はテーマパークの運営にともなうロイヤルティをパラマウント側に支払う。
 テーマパークは大宇自動車販売が松島遊園地に保有する49万9500平方メートルの敷地に9500億ウォン(約1149億円)を投じて建設される。パラマウントプラザ、ウォーターパーク、グランドホテルなど8つのゾーンに分かれ、多様な世代が利用できる施設として開発を進める。開発は大きく2段階に分けられ、遊具を中心としたドライパークは2009年8月の仁川世界都市博覧会開催に合わせてオープンする予定。グランドホテルとウォーターパークは2010年の完工を目指す。

 仁川市は今月中に都市計画細部施設変更を決定し、大宇自動車販売を事業施行者に指定するなど、事業推進に向けた行政手続きを進める計画だ。大宇自動車販売は来年1月に内外の投資家が参画する特別目的会社(SPC)を設立した後、基本設計と実施設計を終え7月に着工する方針だ。


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