発足式で手を振る呉世勲市長とドライバーら=10日、ソウル(聯合)
発足式で手を振る呉世勲市長とドライバーら=10日、ソウル(聯合)
ソウル市内どこから呼んでも5分以内に乗車できる「ブランドコールタクシー」が10日、運行を開始した。ソウル市は上岩洞ワールドカップ競技場南門広場で、呉世勲(オ・セフン)市長ら480人が出席する中、発足式を開催し、本格的なサービスを開始した。
 既存のコールタクシーは、客がコールセンターに電話をかけると、センターの放送を聞いたタクシーのうち現在地に関係なく一番最初にボタンを押したタクシーが客を乗せられる方法になっている。ブランドコールタクシーの場合は全地球測位システム(GPS)を利用し、客に最も近いタクシーが強制的に配車される。また、乗客がタクシー内に付着されたステッカーの固有番号に携帯電話で接続し伝送すれば自分の位置を把握できるという「安心サービス」や、会社の出張や顧客接待時に乗用車代わりにコールタクシーを利用し後払いする業務タクシー機能も提供する。女性乗客が女性ドライバーを要請することもできる。料金はクレジットカード決済を可能とするなど、安全で便利なサービスを目指す。

オ・セフン の最新ニュースまとめ

 ブランドコールタクシーは、SKエナジーのナビコール、東部エクスプレスの親切コールとNコールの3業者が計1万5540台を運行する。市は来年には3万3000台まで増やし、配車台数を今年の1日4000台から5000台に拡大する方針だ。2010年にはタクシーの全台数7万2000台の56%に当たる4万台までブランドタクシーを増やす計画だ。


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