BBK事件担当検事に対する弾劾訴追案、新党が提出

大統合民主新党は10日、BBK株価操作事件の捜査を担当したソウル中央地検の金洪一（キム・ホンイル）3次長、崔在郷（チェ・ジェギョン）特殊1部長、金基東（キム・ギドン）特殊1副部長の検事3人に対する弾劾訴追案を国会に提出した。
　新党は金孝錫（キム・ヒョソク）院内代表ら全所属議員の名義で提出した弾劾訴追案で「被訴追者3人は、ソウル・道谷洞の土地やDAS、BBKの実所有者であるハンナラ党の李明博（イ・ミョンバク）候補に対する被疑事実を捜査せず、犯罪事実を隠ぺいするために李候補の同業者、金敬俊（キム・ギョンジュン）氏を懐柔、脅迫するなど憲法・法律の違反行為を行った」と主張した。

　現職の検事に対する弾劾訴追案の発議は今回が初めてで、新党は同日の本会議で弾劾訴追案報告を強行する予定だ。ハンナラ党がこれを阻止する場合は衝突が予想される。

　国会法では、弾劾訴追案が本会議で報告されてから24時間以降、72時間以内に無記名採決を行うよう定めており、採決が実施されなかった場合は訴追案は廃棄される。


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