サウジアラビアを訪問している国防部の金章洙(キム・ジャンス)長官はリヤドで現地時間9日に同国皇太子のスルタン・ビン・アブドルアジズ第1副首相兼国防航空相と会談し、両国の防衛産業・技術協力を積極的に検討することで意見を同じくした。国防部が10日に明らかにした。
 金長官は会談で、サウジ軍近代化計画に韓国企業が参入できるよう協力を求め、アブドルアジズ国防航空相もこれに共感を示したという。サウジは現在、対空ミサイル導入事業を進めており、今月末に機種が決定される。韓国は地対空ミサイル「天馬」(有効射程距離10キロメートル)で他2カ国と受注戦を繰り広げている。

 またサウジは、両国の軍事交流拡大に向けた措置として駐韓サウジ大使館に武官部を開設する方針を示した。両国軍事交流と防衛産業協力の一助となると説明している。

 金長官は11日にサウジ訪問日程を終えフランスに移動し、13日にモラン国防相と会談する。


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