第270回臨時国会が10日に招集されたが、初日から波乱含みとなっている。
 大統合民主新党は臨時国会の会期中に、BBK株価操作事件の捜査を担当した検事3人に対する弾劾訴追案、BBK特別検事法の導入、公職腐敗捜査処罰、国政調査権の発動などを推進する方針だ。これに対しハンナラ党は、大統領選までは議事日程の協議に一切応じないという姿勢を示している。臨時国会は新党の金孝錫(キム・ヒョソク)院内代表ら議員142人の要求で招集されたが、議事日程はまったく合意できていない状態となっている。新党が検察弾劾訴追案の本会議報告を強行する場合は、ハンナラ党が阻止に動き、衝突があるものと予想される。

 一方、ハンナラ党はイラク駐留韓国部隊の派兵延長同意案と来年度予算案については、大統領選投票日の翌日(20日)以降に審議を再開し28日までに処理する方針だ。しかし、新党は予算案を大統領選前に処理すべきとしている。


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