サムスングループの不正資金疑惑に関連し検察は30日、サムスン証券の電算資料を確保するため、同社本社に続き、ソウル市内の同社電算センターと果川市所在のサムスンSDS eデータセンターの2か所で追加の家宅捜索を行った。
 SDSのデータセンターには、サムスン証券の電子決済関連文書のバックアップ資料が保管されている。サムスン証券社員らがコンピュータ内の関連資料を削除した場合に備え、同一資料を確保するため捜索対象としたもので、SDSに対する捜査ではないと検察は話している。

 一方、サムスン証券本社に対する家宅捜索は、同日午前に開始してから7時間で終了した。検察は役員室や戦略企画室の業務文書、電算入力記録、コンピュータでダウンロードした資料、2000年1月から現在までの不正資金疑惑に関連する文書、役職員のコンピュータに保存された資料など、大型ダンボール8箱分を押収した。


Copyright 2007(C)YONHAPNEWS. All rights reserved.


Copyright 2007(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0