李在禎長官(左)との歓談を終え握手するヒル次官補=30日、ソウル(聯合)
6カ国協議の米国首席代表を務めるヒル国務次官補は30日、「われわれはまず、非核化に集中すべき」とし、非核化が完了すれば韓国が行っている南北経済協力も加速化できるとの見方を示した。統一部の李在禎(イ・ジェジョン)長官を表敬訪問して述べたもの。訪問を終え記者たちと会った席では、韓国の対北朝鮮支援が6カ国協議に影響を与えるかとの質問に対し、「非核化を履行すればこうした支援がさらに増えるという点を、北朝鮮が理解するよう願っている」と答えた。
来月3~5日の自身の訪朝については、寧辺核施設の無能力化状況を確認し、核開発計画申告に関しても話し合うとし、申告が充実したものになることを望むと述べた。また次の段階(核廃棄)についても協議するとしており、核廃棄の完了時期は来年になるとの見通しを示した。
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