韓悳洙(ハン・ドクス)首相は30日、2012年に麗水での開催が決まった国際博覧会に向け総額19兆ウォン(約2兆2557億円)を投資する考えを示した。同日夕方に開かれる招致成功記念報告会に先立ち配布したあいさつ文を通じ、「麗水国際博覧会支援法を速やかに制定し、組織委員会も1日も早く設立できるようにする」と明らかにするとともに、博覧会場の造成と展示計画、道路・鉄道など社会基盤施設の拡充なども進めていくと述べた。
 また、麗水への博覧会招致で10兆ウォンの生産誘発効果と9万人の雇用創出効果が期待でき、3か月の会期中の入場者数は800万人に達するとして、オリンピックやサッカー・ワールドカップ以上の経済効果を得られると予想した。さらに、麗水での博覧会開催が南海岸の開発を促し、地域均衡発展に大きく寄与するほか、人類が直面している気候変化問題の解決にも貢献するだろうと述べた。あわせて、最近になり博覧会国際事務局(BIE)に加盟し招致を支持した北朝鮮とも積極的に協力し、平和の博覧会を作り上げていかなくてはならないと強調した。


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