海外ファンド投資ブームの中、機関投資家による海外株式投資が大きく増えており、9月末現在で機関の外貨証券投資残高は1000億ドルを超えた。年初から9月末までの機関による海外株式投資増加規模は40兆ウォン(約4兆7400億円)に迫っている。
 韓国銀行が30日に発表した第3四半期における機関投資家の外貨証券投資動向によると、9月末現在の機関投資家の外貨証券投資残高は1016億8000万ドルに達した。昨年末に比べ461億7000万ドルの増加で、今年6月末と比べると151億1000万ドルの増加となる。

 機関の外貨証券投資残高は、2005年末の355億7000万ドル、2006年末の555億2000万ドルから、今年は9月末で1000万ドルを超えるなど、急激に増加を示している。こうした外貨証券投資残高の急増は、高い投資収益を狙った海外株式型ファンド投資の熱気の中で、資産運用会社の海外株式投資が爆発的に増えていることが背景だ。


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