投資諮問会社BBK前代表、金敬俊(キム・ギョンジュン)氏をめぐる疑惑と関連し、大統合民主新党は29日、ハンナラ党公認大統領候補の李明博(イ・ミョンバク)氏陣営の代理人を務める金伯駿(キム・ベクジュン)前ソウルメトロ監査が、金敬俊氏が犯行に利用したペーパーカンパニーと98億ウォン余りに及ぶ巨額の取引を行っていた事実が判明したと主張した。新党「李明博株価操作疑惑事件真実究明対策団」が記者会見を行い、送金取引内訳を公開した。
 それによると、金伯駿前監査は2001年5月にサムスン証券から98億8950万ウォン(約11億7000万円)を自身の個人銀行口座で受け取り、同日に金敬俊氏のペーパー会社に送金した。この金は25日後にイーバンク証券仲介の銀行口座に振り込まれている。金敬俊氏の主張によると、金氏が李候補と共同で設立したLKeバンクは、このイーバンクとBBKの株式を100%所有する持ち株会社で、代表理事だった李候補も資金の流れを把握していたとしている。

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 李候補は2001年4月に金敬俊氏と決別したと主張しているが、新党側は、その1か月後に李候補の最側近である金伯駿前監査が「BBK犯行口座」に送金していたことからも、李候補の主張はうそであることが明らかになったとしている。また、李候補はペーパー会社の存在を知らなかったとしているが、これも虚偽だと主張した。


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