金部長は対北朝鮮経済協力事業に進出する国内企業を直接訪問し、経済協力事業者らが抱える問題などを聞き取る。その後に統一部の李長官と会談し、南北首脳宣言と首相会談合意文の履行問題をはじめとする南北関係全般にわたり意見を交換する見通しだ。金部長の訪韓には、統一戦線部の崔承哲(チェ・スンチョル)副部長、元東淵(ウォン・ドンヨン)室長、カン・スリン室長、リ・ヒョン参事と2人の実務スタッフが同行する。
金部長一行は訪韓2日目の30日には、慶尚南道・巨済にある大宇造船所をはじめとする造船団地と南海岸一帯の産業施設を視察した後、ソウルに戻り国家情報院の金院長と会談する予定だ。最終日には北朝鮮にたつ前に、青瓦台(大統領府)に盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領を表敬訪問する可能性が大きく、金正日(キム・ジョンイル)総書記からのメッセージが注目される。
一方、李長官は28日の会見で、北朝鮮代表団は韓国の高官級当局者と経済協力関係者らと接触し、首脳宣言履行問題を協議することになると明らかにした。また首脳宣言で合意した造船協力団地建設、「3通」問題解決など、経済協力事業推進に必要な現場を直接視察し経済協力に対する相互の共感を作っていくと述べた。
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