サムスン電子は来年、アウトソーシングの強化などを通じ世界で2億台以上の携帯電話を販売し、20%以上のシェアを獲得する方針だ。また、パートナーシップや買収などで非メモリー半導体などの分野で新技術の拡大を継続していく。
 サムスン電子の朱尤シク(チュ・ウシク)副社長(IRチーム長)は28日に開かれたテックフォーラムに出席し、サムスン電子が携帯電話グローバル市場全体の成長率の2倍以上で成長しており、生産拡大以外にアウトソーシングも増やし20%以上のシェア獲得を見込んでいるとの考えを示した。

 これについて情報通信総括マーケティング担当常務のスティール氏は、「携帯電話部品のコンポーネント分野ではアウトソ-シングを行っているが、携帯電話の組み立て生産のアウトソーシングは行っていない。今後はどうなるかわからないが、現在は計画していない」と述べた。今年の携帯電話の世界販売目標を当初の1億5000万台から1億6000万台に増やし、これを達成できればシェアが14%程度になると説明している。

 また、システムLSIマーケティング担当常務の黄義環氏は、最近行われたイスラエルの非メモリーメーカー買収と関連し、パートナーシップや買収などを通じて攻撃的に新技術を取り入れていく計画を明らかにした。システムLSI(非メモリー)分野の収益が4年後には現在の2倍に増えるとの見通しを示し、サムスン電子が同分野の成長に向け力量を集中させていることを改めて示した。


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