参拝に訪れた国立顕忠院でVサインを示す李明博氏=25日、ソウル(聯合)
参拝に訪れた国立顕忠院でVサインを示す李明博氏=25日、ソウル(聯合)
ハンナラ党の公認大統領候補の李明博(イ・ミョンバク)氏は25日、「国民が12月19日に有権者革命を起こしてほしい。国民成功時代が開かれ、李明博の実用政治、希望政治が始まる」と大統領選に向けた覚悟を示した。
 李氏はこの日、大統領候補登録日を迎え談話文を発表し、「仕事をしっかりとやる経済大統領になり、2008年に新発展体制を開きたい」との考えを強調した。また、重い歴史的責任を痛感するとし、本当に国のために働きたい、自身の持つすべての経験と知恵を尽くし、身を投げ打って一生懸命にやりたいと述べた。

 一方、自身との関連疑惑が取りざたされているBBK問題については、「検察が公正な捜査を通じて速やかに真実を明らかにすることを期待する。BBKと関連してはどのような不法と不正にも関与していないことを明確に申し述べたい」と繰り返し明らかにした。

 汎与党勢力に対しては、無分別な離合集散と信義のない政治スタイルで責任政治と政党政治が失われていると批判し、「私とハンナラ党は歴史の正道を歩いていく。ひたすら国と国民を見つめて進んでいく」と力説した。

 また、無所属で立候補した李会昌(イ・フェチャン)氏を意識したかのように「正当性のある政党の正当性のある候補が政権を交代するのが歴史の摂理。(投開票日までの)24日にわたる遠く険しい道を行くという覚悟でこん身の努力を傾けたい」と述べた。

 李氏はこの日、李方鎬(イ・バンホ)選対本部長を中央選挙管理委員会に派遣し候補登録を終えた。26日に汝矣島の党本部で会見し、政策公約とともに出馬あいさつを述べる予定だ。


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