第17代大統領選挙に出馬する候補者の登録受け付けが25日から中央選挙管理委員会で始まった。受付期間は26日まで。登録を済ませた立候補者は27日から22日間にわたり公式選挙運動を開始する予定で、韓国全土が本格的な選挙ムードに包まれることになりそうだ。
 今回の大統領選は、「盧武鉉(ノ・ムヒョン)対李会昌(イ・フェチャン)」の一騎打ちの様相となった5年前の第16代選挙とは異なり、汎与党勢力と保守陣営の双方が候補一本化に失敗していることから選挙戦は各候補が入り乱れた混戦となりそうな気配だ。

 汎与党勢力からは、大統合民主新党の鄭東泳(チョン・ドンヨン)氏、民主党の李仁済(イ・インジェ)氏、創造韓国党の文国現(ムン・グクヒョン)氏がそれぞれ出馬を表明しており、保守陣営からはハンナラ党の李明博(イ・ミョンバク)氏、無所属の李会昌(イ・フェチャン)氏が出馬する。また民主労働党からは権永吉(クォン・ヨンギル)氏が3度目の出馬を決めている。

 中央選挙管理委員会によると、これまでに登録した予備候補151人のうち、13人が候補登録に向けた準備書類の点検を受けている。予定通りに登録手続きを取る場合、大統領直接選挙制が導入された第13代大統領選挙以来、過去最大の立候補者数となる。過去の立候補者数は第13代と第14代が8人、第15代が7人、第16代が8人だった。


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