ソウル地下鉄4号線の終点がタンゴゲから南楊州市・榛接まで延長される見通しだ。南楊州市が23日に明らかにしたところによると、建設交通部長官主宰で開かれた大都市圏広域交通委員会で、地下鉄4号線延長事業が追加検討事業の対象に含まれた。追加検討事業は、必要性は認められるものの需要が不足しているため条件の変化に伴って進められるもので、地下鉄4号線延長事業は今後、妥当性の調査など行政手続を踏むことになる。
 これに先立ち南楊州市とソウル市蘆原区は昨年末、地下鉄4号線をタンゴゲ駅から南楊州・別内宅地開発地区を経由し榛接宅地開発地区まで延長する代わりに、20万平方メートル規模の倉洞鉄道車両基地を榛接に移転することで合意している。また、国会議員9人が地下鉄4号線榛接・梧南誘致推進委員会と倉洞鉄道車両基地移転推進委員会を発足し、建設交通部に建議を行ってきた。

 南楊州市関係者は、地下鉄4号線が延長されれば、ソウル外郭循環高速道路、地下鉄8号線の延長と相まって、南楊州とソウル市の江東・江南・江北方面をつなぐ広域交通網が構築できると説明した。


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