状況を説明する金漢秀首席代表=22日、ブリュッセル(聯合)
状況を説明する金漢秀首席代表=22日、ブリュッセル(聯合)
韓国と欧州連合(EU)の自由貿易協定(FTA)第5回交渉は、工業製品の品目別交渉を進める足がかりを築く成果を得たが、自動車技術標準と商品開放分野では意見の隔たりが狭まらないまま事実上終結した。これにより第6回交渉前までの双方の書面協議結果などによっては早期妥結の可能性も残されたが、自動車技術標準、商品開放などに対する双方の溝は大きく、早期妥結は不透明な情勢だ。
 韓国側交渉代表を務める金漢秀(キム・ハンス)首席代表は22日、第5回交渉4日目の結果を説明しながら、「工業製品の品目別交渉など、最も重要な分野で本格的に進められる基盤を築いたことに意味がある」と交渉を評価した。


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