中東6カ国とのFTA、来年4～5月に交渉開始

韓国と湾岸協力会議（GCC）諸国間の自由貿易協定（FTA）第1回交渉が、来年4～5月ごろに開かれる。GCCはサウジアラビア、クウェート、アラブ首長国連邦（UAE）、バーレーン、オマーン、カタールの6カ国が加盟する地域経済協力機構。外交通商部の通商交渉本部は22日、GCC本部が置かれるサウジアラビア・リヤドで双方間のFTA事前協議を行い、交渉時期に合意した。
　事前協議では、相互の関心事項と日程について話し合ったほか、FTA規模を商品・サービス分野のほかにも投資や政府調達、知的財産権、経済協力まで含む包括的なものにすること、双方の経済構造は相互補完的でありセンシティブ分野もないだけに、水準の高い自由化を推進していくことで一致した。

　韓国の昨年の対GCC輸出額は77億8000万ドル、輸入額は540億7000万ドルだった。原油と石油製品輸入の58%をGCC地域に依存している。


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