盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領は16日、北東アジア歴史財団は史実を客観的にまとめ、説得力を備えることで史実に対する認識を正していくべきだとの認識を示した。同財団の金容徳(キム・ヨンドク)理事長から業務報告を受けた席で述べたもので、青瓦台(大統領府)の金廷燮(キム・ジョンソプ)副報道官が伝えた。
 盧大統領は、財団は歴史的争点に関して感情的になるよりも落ち着いて誤りを正す役割を果たすべきで、世界の教科書やメディアに誤った歴史が記録されることで各国の歴史認識が間違ってしまわないよう、客観的な資料を提供していく必要があると強調した。また、平和と繁栄の北東アジア時代を追及する際に、国家主義と普遍主義がうまく調和するよう知恵を絞ることも財団の役割だとしている。


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