外交通商部の宋旻淳(ソン・ミンスン)長官が15日、ベトナムのファム・ザー・キエム副首相兼外相と会談し、朝鮮半島をはじめとする国際情勢や両国関係の発展案などについて意見を交わした。キエム副首相はベトナム最高指導者、ノン・ドク・マイン共産党書記長に同行し盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領の招きで韓国を訪れている。

外交通商部によると、双方はその席で、前日に行われた盧大統領とマイン書記長の首脳会談が両国の関係発展に大変有益なものになったと評価した。国交樹立15周年を迎え実現したマイン書記長の訪韓を機に、両国間の包括的なパートナーシップ関係をさらに堅固にするため努力することで認識を同じくし、特に両政府間の定例対話チャンネルを設ける必要があるとの意見で一致した。

 宋長官は、南北首脳会談の結果をはじめ最近の南北関係の進展状況について説明し、南北関係の進展に向け関心を持ち積極的な役割を果たしてくれるよう求めた。これに対しキエム副首相は、ベトナムが今後も朝鮮半島の平和構築に積極的な役割を遂行していくとの立場を示した。

 双方はまた、文化・人材交流進めるに当たり、政府レベルでの管理努力を強化していく必要があることでも認識を同じくした。宋長官は特に、両国間の懸案として浮上している国際結婚問題に関し韓国政府の立場を説明し、必要な制度的補完対策を設けるため、ベトナム政府とともに努力していくとの立場を伝えた。

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