光州はアジア民衆と対面すべき、黄ソク暎氏

小説家の黄ソク暎（ファン・ソクヨン）氏が15日、アジアの悲惨な裏面に言及し、「民衆とともにする文化都市」を築くべきだと訴えた。光州の金大中コンベンションセンターで開かれたアジア文化フォーラムの開幕式で基調演説を通じ、過去10年間に北朝鮮では300万人が餓死し、国内では100万人のアジア人が差別と孤独に苦しめられていると指摘した上で、民主化運動が行われた光州が「文化中心都市」としてアジアの民衆と直接顔を合わせるべきだと強調した。

アジアの将来と平和、文化を考えるまでに拡張した光州市民に対し、自負心を感じありがたく思うとしながらも、アジア文化中心都市造成事業が文化膨張主義に向かうのではなく、どうすれば正しいネットワークを構築できるかを考える必要があると主張した。

黄氏はまた、日本が植民地時代に西欧文化をフィルターにかけ韓国に与えたように、韓流は西欧文化をアジア式に変えたにすぎないと声高に批判し、注目を集めた。

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