河頭取は金融持ち株会社への転換を進める理由として、子会社間の顧客情報共有による相乗効果の創出、企業支配構造の強化、コスト効率化を挙げた。ただ、金融持ち株会社への転換に向け、ほかの金融機関を買収合併(M&A)する計画はないと明らかにした。
河頭取はあわせて、全国に支店を構える国内銀行に比べ韓国シティ銀行の支店ネットワークは相対的に脆弱(ぜいじゃく)だが、支店数は一定水準程度にとどめインターネットバンキングやモバイルバンキングを活性化させる計画だと述べた。今後の成長戦略としては、販売チャンネルの拡大、資産管理サービス・クレジットカード事業の強化などを提示している。
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