卵を投げつけられ、事務室に移動する李会昌氏=13日、大邱(聯合)
卵を投げつけられ、事務室に移動する李会昌氏=13日、大邱(聯合)
ハンナラ党を離党し無所属で大統領選への出馬を表明した李会昌(イ・フェチャン)氏が、大邱・西門市場を訪れた際に卵を投げつけられる事件が起きた。

李氏は13日午後3時15分ごろ、西門市場入口から50メートルほど離れたビル内の商店街を歩いていたところ、男に突然卵を投げつけられた。卵は李氏の後にあったガラス窓にぶつかり李氏の額左側に破片が飛び散った。李氏にけがはなく、警護チームがすぐに上着をかぶせて近くにある商店街連合の事務所に入り身辺を保護した。卵を投げた男は残る警護チームに現場で取り押さえられ警察に引き渡された。

警察に連行された男は調べに対し、「数年前から李候補を支持していたが、党内選挙を経ずに大統領選に出馬したことに失望した」と供述しているという。男は金融業者に勤める32歳の会社員で、仕事柄から西門市場をほぼ毎日訪れており、李氏が訪問することを聞きつけ、持っていた卵4個を投げたとしている。男はハンナラ党の党員ではなく、政治的意図はないと供述しているが、警察は背後関係についても追及していく考えだ。

一方、李氏は10分ほど休息を取った後、帽子をかぶって事務所を出ると、市場を5分ほど回り、自身の車に乗り次の目的地に移動した。

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