年初から上昇が続いている輸入原材料価格指数が、10月にまたも過去最高記録を更新した。韓国輸入業協会(KOIMA)が13日に明らかにしたところによると、1995年12月を100として主要輸入原材料30品目の価格を分析し指数化したKOIMA指数は、先月に286.52ポイントを記録した。
 部門別では、油化原料(11.3%)が最も大きな値上がりを見せ、繊維原料が5.9%、有機・無機原料が5.1%、鉱業製品が4.6%など、ほぼ全部門で上昇している。

 品目別では、30品目のうち27品目の価格が上昇したなか、主要生産工場の生産量が急減したエタノールが92.5%、需要が途切れた鉛が15.0%、原油高の影響でプロパンが14.2%、それぞれ上昇した。このほか小麦が12.0%、羊毛が7.7%、天然ゴムが9.0%、エチレングリコールが6.6%など。

 KOIMA関係者は、過去最高記録の更新というだけでなく、全部門にわたり価格上昇の傾向が現れていることから、国内経済全般に悪影響が及ぶ可能性があると懸念を示している。


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