北朝鮮が著作権法施行規定制定、内閣機関紙報じる

北朝鮮が著作権保護に向け、2003年3月に「著作権法」を制定したのに続き、先ごろ「著作権法施行規定」を制定したことがわかった。12日に入手された北朝鮮内閣機関紙・民主朝鮮（2日付）から明らかになった。
　それによると、内閣は施行規定採択の理由を「朝鮮労働党や国の著作権事業強化に対する政策と著作権法を徹底的に貫徹し、創作者の著作活動を保障し著作権者の権利を保護するとともに、著作物の利用に関する制度と秩序を厳格に設けることで国の科学技術・文学芸術発展に役立つため」と説明している。

　施行規定は、著作権が科学と技術、文学、芸術分野の著作物に対し著者・創作者が有する人格的・財産的権利であることを明示したほか、著作権事業に関する具体的な内容と規定の適用対象などを規制しているという。


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