プラント起工式のようす=7日、トアマシナ(聯合)
プラント起工式のようす=7日、トアマシナ(聯合)
韓国が参入しているマダガスカル鉱山開発プロジェクトに始動がかけられた。
 韓国、日本、カナダの企業が挙動でニッケル資源開発を行う、アンバトビーニッケルプロジェクトのプラント起工式が7日にマダガスカルのトアマシナで行われ、マダガスカルのラバルマナナ大統領をはじめ、大韓鉱業振興公社の李漢鎬(イ・ハンホ)社長、金均燮(キム・ギュンソプ)駐南アフリカ共和国大使、株主団や金融団の代表、政府高官らが出席した。今後、同プロジェクトは総額37億ドルを投入し本格的に進められる。

同プラントは2010年の完工からニッケル生産を開始し、2013年には年産6万トンを予定している。世界の生産量の5%を占めるもので、単一の鉱山としては世界3大規模だ。ニッケル埋蔵量は約1億2500万トンで、鉱山寿命は約27年間と予測される。年間5600トンのコバルトも生産する計画だ。

 韓国からは大韓鉱業振興公社、大宇インターナショナル、京南企業、STXが企業連合を構成し参入している。それぞれ21%、2.75%、2.75%、1%の権益を保有し、生産量の50%に対する優先購買権も確保した。これは韓国の需要量の25%に当たる。また、プラントに含まれる発電所の建設と用地の整地作業を韓国企業が受注した。

 このプロジェクトは、韓国がアフリカ鉱物資源の大規模開発に乗り出した初の事業であり、これを機に、今後のアフリカ資源開発への本格的な進出が期待される。マダガスカルの外交関係も一層強化される見通しだ。


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